後円部が三段だったのに対して、前方部は四段に築かれていました。 後円部と前方部で構造が異なるのは、前方部三段目の平坦面がくびれ部に差しかかる前に四段目の斜面にすりついてしまい、くびれ部や後円部には続いていないと考えられるからです。 墳丘の周りには、堀が巡らされていました。周囲の土地の区画は堀の形を踏襲しているもので、墳丘西側前方部前面では、今でも堀の形がよく確認できます。
解説
前方部
後円部が三段だったのに対して、前方部は四段に築かれていました。
後円部と前方部で構造が異なるのは、前方部三段目の平坦面がくびれ部に差しかかる前に四段目の斜面にすりついてしまい、くびれ部や後円部には続いていないと考えられるからです。
墳丘の周りには、堀が巡らされていました。周囲の土地の区画は堀の形を踏襲しているもので、墳丘西側前方部前面では、今でも堀の形がよく確認できます。