石室に使われている最も大きい石は、一番奥の天井石(てんじょういし)で、重さ60トンと推定されています。 石材の多くは溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)であり、多くの石材を得やすいことや、古墳までの運びやすさなどから、烏川(からすがわ)上流の高崎市上里見(かみさとみ)地区から運ばれてきたと考えられています。 壁に使われている石材は、石室内から見える面も大きいですが、奥行も1メートルを超えるものが多く積まれています。 さらに、その外側に積まれた小さな石が巨大な石を支えています。 これにより、今日(こんにち)まで崩れることなく、築造当時の姿を保っています。
解説
くびれ部
石室に使われている最も大きい石は、一番奥の天井石(てんじょういし)で、重さ60トンと推定されています。
石材の多くは溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)であり、多くの石材を得やすいことや、古墳までの運びやすさなどから、烏川(からすがわ)上流の高崎市上里見(かみさとみ)地区から運ばれてきたと考えられています。
壁に使われている石材は、石室内から見える面も大きいですが、奥行も1メートルを超えるものが多く積まれています。
さらに、その外側に積まれた小さな石が巨大な石を支えています。
これにより、今日(こんにち)まで崩れることなく、築造当時の姿を保っています。