後円部は三段に造られていて、一段目の平坦面の高さと横穴式石室の床の高さがほぼ一致しています。石室の入り口周辺は、後世に大きく削られており、石室入り口の正確な構造はわかっていません。 現状から推測すると、石室入り口前には前庭(ぜんてい)という施設が造られ、さらに一段目の平坦面から石室の入り口につながる、通路のような施設が設けられていた可能性があります。 石室の中からは、武器や馬具など、300点以上の副葬品が見つかりました。量もさることながら、質的にも全国的に見て類例の少ない優れた品々が副葬されていました。
解説
石室の入り口
後円部は三段に造られていて、一段目の平坦面の高さと横穴式石室の床の高さがほぼ一致しています。石室の入り口周辺は、後世に大きく削られており、石室入り口の正確な構造はわかっていません。
現状から推測すると、石室入り口前には前庭(ぜんてい)という施設が造られ、さらに一段目の平坦面から石室の入り口につながる、通路のような施設が設けられていた可能性があります。
石室の中からは、武器や馬具など、300点以上の副葬品が見つかりました。量もさることながら、質的にも全国的に見て類例の少ない優れた品々が副葬されていました。