石室の入り口に向かって左側には、人物埴輪群が配置されていました。 ひとつの台座に三人の女性を乗せた埴輪の左右には、男女の埴輪が向き合うように配置されていました。 儀式の場面を表していると考えられています。 つば付きの帽子をかぶった男子の埴輪は、石室に副葬されていたものとよく似た鈴付(すずつき)の帯を身につけています。このことから、古墳に葬られた王の生前の姿を表していると考えられています。
解説
埴輪群像①
石室の入り口に向かって左側には、人物埴輪群が配置されていました。
ひとつの台座に三人の女性を乗せた埴輪の左右には、男女の埴輪が向き合うように配置されていました。
儀式の場面を表していると考えられています。
つば付きの帽子をかぶった男子の埴輪は、石室に副葬されていたものとよく似た鈴付(すずつき)の帯を身につけています。このことから、古墳に葬られた王の生前の姿を表していると考えられています。